空箱を積み重ねて

読んでも特に利益に繋がりません。普通って大変。

無能の喪女―平成無職惰性譚―中学校編④

個人的に思い返してもなかなか思い出せる事が少なくなってきたので

中学校もそろそろ終わりにしていきましょう。

 

実は、大分前に転ちゃんと同級生(以下:同君)の3人で飲みに行きました。

転ちゃんと同くんの趣味について話したいとのことでしたが、

転ちゃんが1人だと少し不安と言っていたので

私も参加しました。当日までビクビクしっぱなしでした…

卒業後、同じ部活動の子や部活以外でも接してくれた友人達とは

絶対仲良くしようと思いましが、

それ以外の人たちは部活カースト底辺という理由で傷つけられたりしたので、

「影が薄かった私の事を忘れている。他人の振りをしよう」と決心していました。

しかし、同くんは基本私は嫌なことはされておらずさらに会話をしたことありません。

ちなみに転ちゃんも同じです。        なんで「よし、飲もう」ってなったの笑

会って話してみると、同くんの同級生の情報収集力に脱帽しました。

中学校の事を話したり、卒業後の同級生の様子等たくさん聞き、

私の知らない8年間があったことを知りました。

     結果として、この機会のお陰で地元恐怖症がよくなりました。

まだ、気がかりなことはありますが少し前を向いて頑張れるきっかけになりました。

されたこと、やってしまった事に対してどう償ってほしいか、償うべきか考えても

両者とも大変悔しく悲しい話ですがやった本人が意識的、無自覚にしろ

どうしようもないことなんですよね…両者ともグレーな範囲ですよね…

でも、私は後者は忘れたくないし同じような場面でも八方美人と言われようが

常識を持って上手く立ち回れるようになりたいと考えています。

もし、どこかで小ちゃんがいたら挨拶をしてちょっと話して「あの時はごめんね」と

言いたいです。会えなくても、少なくとも私より幸せになっていることを祈ります。

こういったグレーな所から一生ものの傷を負って生きている人って意外と

いるんじゃないかなぁ…  早く解放されることを祈ります。

 

さて、まとめよりの前置きが長くなりましたが思い返しましょう。

 

①大事な大事な高校入試チャンス

 ①-1 消去法で決めた進路先

 これは、私が現実逃避をするきっけかの大きな要因だと思います。

 中3となれば受験ですよね。私の受けようとした高校は近くて、兄の目指していた

 地元の高校に行こうと考えていました。

 転ちゃんは、受験と共に地方への引っ越す為地方の高校へ進学しました。

 小ちゃんは、私達のグループとは違い意識高い頭のいい子達と一緒に

 いるようになりました。

 私の志望していた高校の過去問題を解いてみるとまぁ難しい!!

 ものの数ページで「この高校を諦めよう!」と決意しました。そして、

 推薦で入れる高校にしました。1つは家からすごく近かったのですが

 同級生がわんさかいるので辞め、もう1つは、少し遠いのですが同級生が殆どおらず

 従弟がいても1年でおさらばなのでそこに進学しました。

 学校も決まり安心しまくりの私は、好きなことばかりやっていました。

 推薦だったとしても春休み中勉強をしておけばよかったと後悔するのは

 数か月後になるんですけどね…

 

 ①-2 乏しい知識で考えた未来

  将来何になりたいか全く考えていなかったのですが、小~中学校にかけては

  なりたいものが沢山ありました。

  1つ目は「イラストレーター」ですが、

  「絵で食べていくのは厳しい」という将来性と安定面、さらに

  某イラストサイトを閲覧中「同い年で私より上手い人ごろごろいるやん!」という

  技量とセンスと現実を目の当たりにしたので趣味の範囲で収めようと決めました。

  2つ目は「獣医」です。

  動物を飼っていた影響もあり「動物に関わる仕事ができれば」と考えていました。

  これも「責任重そう」「ポンコツが命扱うとか考えられへん」「医者系って

  理系じゃないとなれないしな」と考え諦めました。

  今思うと、勉強してから言えよ!!!って怒りたくなります。

 

②新しい私になろう。過去をなかったことに

 高校進学と共に私はイラスト部の嫌な記憶は忘れようと考えました。

 高校からは転ちゃんに縛られないし、私の事を知らない人が多いから

 もっと楽しい学生生活を過ごそう。運動部だとカーストの上位に入れそうだから

 運動部に入ろう。そして、文化部の子とも仲良くしてもっと楽しく…

 なんてうつつを抜かしていました。

 でも、高校1年目からまたも私にとっては波乱万丈でした…  ひぇ~

 

これを読んでいると「何この人いい年して『私、可哀そうでしょ!?慰めてよ』

アピールかよ。」って感じる方いるかもしれませんね。正直少し同情して欲しいです。

そう仰っている方も少なからず傷つき、誰かを傷つけているのでそう思うのも

仕方ありません。ですが、一番は

「私、どこがおかしいの!?言ってよ!?」という気持ちが大きいです。

普通になりたいので…  

 次からは高校生編ですね。カーストからの呪縛は解き放たれますが自身の知恵遅れ具合と部活の男子に対する嫌悪感が増します。これで男性に対してはっきり線引きする癖がついてしまいましたね…       人を区別するって何様目線だよ…

 山あり谷あり、がおった時こそ明るくだよ。喪女